冥王星の逆行期間、魂の目的を思いだす

本日、山羊座にある冥王星は留となり
ゆっくりと逆行に転じていきます。

冥王星の逆行期間は長いです。
今年の10月1日までですね。

この約5か月間で、数え度数で山羊座の22度から19度まで逆行していきます。

山羊座って全体的なイメージで「大人」な雰囲気ですよね。
社会で責任を持って目的を果たし、皆が信頼し合える場を創っていく。

今現在ある22度の位置は、受け継がれてきたものを大切にし
信頼をベースにし、組織やグループで長期の目線で取り組んでいくようなところ。

そこから19度までゆっくり戻ります。

19度のサビアンシンボルは
「大きな買い物袋を下げた5歳程度の子供」

その大きな買い物袋の中には、いっぱいの夢や可能性がつまっています。
いまだそれを実行できるほど成長はしていないけれど
それでも未来へビジョンを描き、挑戦していくのです。

そして冥王星は銀河への入り口でもあり、出口でもあります。
他の宇宙への接続点
私たちがこの太陽系に生まれる時に、魂が入ってきたところです。

この地球に生まれる時の、魂の目的
それを達成するための課題
それらをまた思いだし、この地球で実現していくこと

スピリチュアルと現実をわけるのではなく
スピリチュアルな生き方を現実にしていくこと
それを実践していく逆行期間なのでしょうね。

冥王星は魂の目的を、日常までダウンロードしていく働きもあります。
特別な力や能力を欲しがったり、それで人を支配したり、憧れたりするのがスピリチュアルではなく
生活、暮らしの全てに心が宿っていることが、スピリチュアルなのだと思います。

また本日は獅子座の空間で上弦の月です。
自分の受け入れていない、輝き、魅力を表現していくことを恐れない
というメッセージです。

嫌われたくなくて、目立ちたくなくて、押し込めてきた自分の輝き
より個性を発揮する時って、やっぱり怖かったりします。

私自身もそうなんですが、ネガティブな所や欠点はそうそう!って見れるのに
自分の素晴らしい所ほど、受け入れがたいんです。

「自分で自分のホロスコープを読めたら、自分のことがもっとわかるから読めたらいいですよね」という話がでました。

ホロスコープで自分を知ることは、魂の目的や課題を知ることになるので
より生きやすくなったり、勇気が出たりします。

ところがですね、私は他者にセッションしてもらう方が好きなんです。

確かにホロスコープは読めますが
自分で自分のを見ると、目に入ってないことがあるんです。

受け入れていない個性や魅力、可能性は自分の目に入らない
というか、いやいや自分がそんなに素晴らしいはずがないって打ち消しちゃうんですよ。

人のホロスコープは読めても、自分のはやっぱり難しいです。

太陽が牡牛座にあるこのシーズン、
不動宮の星座で、上弦、満月、下弦、新月となります。
獅子座、蠍座、水瓶座、牡牛座ですね。

不動宮は自分という資産を、他者に活用してもらうこと
そして一人で決めない、ちゃんと人に聞いたり相談するというテーマもあります。

自分でどうにもならない時は、さっさとあきらめて誰かに相談するって大事ですものね。

自分でできるところはしっかりやって、できないところはお願いする
できないことがあるって、そこは他の人が力を発揮できるところ
うまく噛み合って、世界はまわっていくんでしょうね。

だから自分の輝きを発揮していくことは、いつか誰かの助けになる
自分だけのためでなくて、やがてこの世界がより良く循環していくことにつながっていくのだと思います。