何かしていないと自分に価値がないって思っていませんか?

今日の空は火星の向こうに冥王星
コンジャンクションですね。

火星は行動力やエネルギー

冥王星は全身全霊、0か100か、魂の目的意識

進むのか、止まるのか、
今の行動、生き方は本音からなのかい?
と問いかけられているようですね。

自分のエネルギーの使い方を、また見直すような時でもあります。

行動するよりも、立ち止まることの方が勇気がいったりします。

何かしていないと
何者かにならなくては
自分に価値が無い

誰かの役に立てない私は、ダメな人間だ

以前の私はそんな考えでした。

というか私としてはそれが自然だったので、そういう生き方でしたし、そこに疑問がなかったんです。

でもそれって自分に力が無いと思って、他人に力を明け渡しているようなもので、中心に自分がいないんです。
なのでいくら行動しても、電池切れしちゃって、結果的に動けない~ってなります。

私はこの電池切れ、過去に何度も起こしています(;^_^A
私の出生のホロスコープは、火星と冥王星がスクエアなので、痛い目みないと気付かないようです(-。-;)

さすがに何度もあると気づきますから、自分の中の火星と冥王星コンビは、以前より扱いやすくなってきたとは思います。

止まる時は徹底的に休む
何もしてなくても
何者でなくても
私は私でいいんだって

無理に自分を追い込んで、頑張って律して生きなくても
ふんわりと優しい気持ちで過ごしてもいいんだって

そう思えて、伸び伸び~としていると
これ!っていうものが湧きあがってくるんです。
それでよし!動く!とスイッチ入ります。

止まると湧き上がる

今、自分が何が好きなのか
何がやりたいのか
さっぱり分からないという時は
しっかり立ち止まって、徹底的にのびのび~としてみてください。

心地よい環境に身をおいて
美しいと感じるものを見て、さわって、心が満たされること
それは内なる月と金星に栄養が与えられます。

月と金星は、女性性でもあり自分の宇宙の中心、いのちの種の部分です。
その種に栄養がなければ芽もでないし、花も咲きません。
しっかり潤して、栄養をあげてこそ、自分らしい花が咲いていきます。


この冥王星と火星のコンジャンクションのタイミング

今までしっかり養ってきたならば、湧き上がるものに導かれ行動していくでしょうし
とまる必要があれば、しっかりと養うことが大切ですね。

火星は男性性ですから、月、金星の女性性の部分が元気ないと動けませんからね。
自分の宇宙の中心にしっかりと栄養をあげていきましょうね。

 

冥王星の逆行期間、魂の目的を思いだす

本日、山羊座にある冥王星は留となり
ゆっくりと逆行に転じていきます。

冥王星の逆行期間は長いです。
今年の10月1日までですね。

この約5か月間で、数え度数で山羊座の22度から19度まで逆行していきます。

山羊座って全体的なイメージで「大人」な雰囲気ですよね。
社会で責任を持って目的を果たし、皆が信頼し合える場を創っていく。

今現在ある22度の位置は、受け継がれてきたものを大切にし
信頼をベースにし、組織やグループで長期の目線で取り組んでいくようなところ。

そこから19度までゆっくり戻ります。

19度のサビアンシンボルは
「大きな買い物袋を下げた5歳程度の子供」

その大きな買い物袋の中には、いっぱいの夢や可能性がつまっています。
いまだそれを実行できるほど成長はしていないけれど
それでも未来へビジョンを描き、挑戦していくのです。

そして冥王星は銀河への入り口でもあり、出口でもあります。
他の宇宙への接続点
私たちがこの太陽系に生まれる時に、魂が入ってきたところです。

この地球に生まれる時の、魂の目的
それを達成するための課題
それらをまた思いだし、この地球で実現していくこと

スピリチュアルと現実をわけるのではなく
スピリチュアルな生き方を現実にしていくこと
それを実践していく逆行期間なのでしょうね。

冥王星は魂の目的を、日常までダウンロードしていく働きもあります。
特別な力や能力を欲しがったり、それで人を支配したり、憧れたりするのがスピリチュアルではなく
生活、暮らしの全てに心が宿っていることが、スピリチュアルなのだと思います。

また本日は獅子座の空間で上弦の月です。
自分の受け入れていない、輝き、魅力を表現していくことを恐れない
というメッセージです。

嫌われたくなくて、目立ちたくなくて、押し込めてきた自分の輝き
より個性を発揮する時って、やっぱり怖かったりします。

私自身もそうなんですが、ネガティブな所や欠点はそうそう!って見れるのに
自分の素晴らしい所ほど、受け入れがたいんです。

「自分で自分のホロスコープを読めたら、自分のことがもっとわかるから読めたらいいですよね」という話がでました。

ホロスコープで自分を知ることは、魂の目的や課題を知ることになるので
より生きやすくなったり、勇気が出たりします。

ところがですね、私は他者にセッションしてもらう方が好きなんです。

確かにホロスコープは読めますが
自分で自分のを見ると、目に入ってないことがあるんです。

受け入れていない個性や魅力、可能性は自分の目に入らない
というか、いやいや自分がそんなに素晴らしいはずがないって打ち消しちゃうんですよ。

人のホロスコープは読めても、自分のはやっぱり難しいです。

太陽が牡牛座にあるこのシーズン、
不動宮の星座で、上弦、満月、下弦、新月となります。
獅子座、蠍座、水瓶座、牡牛座ですね。

不動宮は自分という資産を、他者に活用してもらうこと
そして一人で決めない、ちゃんと人に聞いたり相談するというテーマもあります。

自分でどうにもならない時は、さっさとあきらめて誰かに相談するって大事ですものね。

自分でできるところはしっかりやって、できないところはお願いする
できないことがあるって、そこは他の人が力を発揮できるところ
うまく噛み合って、世界はまわっていくんでしょうね。

だから自分の輝きを発揮していくことは、いつか誰かの助けになる
自分だけのためでなくて、やがてこの世界がより良く循環していくことにつながっていくのだと思います。

 

冥王星の逆行が終了~それでも消えない光と共に

本日28日お昼頃、山羊座で上弦の月です。

同じく山羊座にある冥王星は、4月から始まった逆行を終了しました。

 

4月からの約5ヶ月間を振り返って、いかがでしたでしょうか?

冥王星は太陽系の一番端にあり、銀河との接続点です。

冥王星が人生の中で働く時、もう一度心と身体と魂を結びなおし、新たな生き方に変容していきます。

 

この地球にやってきた時に、約束してきた使命を思い出し、魂の望む生き方を創りあげていきます。

 

大きな変容となりますが、これまでの人生を

否定するようなものではなく

今までのことがあったからこそ、今の私がある

今までの経験を全て活かしていく力です。

 

使命とか魂の生き方というと現実生活や日常から、かけ離れるようなイメージもあるかもしれません。

もしかけ離れていたとしたら、それは使命でもないし、魂の生き方ではないと思います。

 

全てが日常にグラウンディングしていくものですね。

 

例えば、大切な家族や友人との時間を大切にしたり

洗濯を干すのも、お茶を入れるのも

全てが無意識ではなく、愛がこめられていくもの

 

冥王星は大きな愛を思いださせてくれて
そして全ての生活にこめられ

一瞬一瞬がかけがえのないものだと気付き

今を生きることに繋がっていきます。

 

だから、自分にとって無理をしていたことは、終わりになっていくし、

生き方が変わっていくこと

どう自分があるかなんだと思います。

 

この春から、なかなか思うように進まなかったり

心がボコボコになるようなこともあったり

自分の弱さを知ることもあったかもしれません。

 

だからこそ、自分の本当に大切にしたいことが見えるし

また立ちあがる時に、力強くなっている自分を発見します。

 

それでも消えなかった光を大切に、人生を再び創造していく時。

そして何かを付け足したり変えようとするのではなく、ありのままの私を表現していくのだと思います。

 

現在「留」となっている冥王星は、10月に順行に戻り

そして10月10日に木星はさそり座に入ります。

 

冥王星はさそり座の守護星です。

 

闇を見つめるほどに、力強く立ち上がり変容し新しくなっていく

光だけでは進めない

闇も光も全て受け止めて

自分にとって最高、最上を選び取っていく時です。

 

さそり座や冥王星について書く時、いつも思いだす映画があります。

「ゼロ・グラビティ」

 

全てをあきらめかけた主人公が、また再び立ち上がり自分の人生を生きる、まさに変容の物語です。

その中で主人公のセリフが印象的です。

「結果はどうあれ、これは最高の旅よ!」

 

木星がさそり座に滞在する一年間、そんな風に言える私でありたいと思います。