宇宙の真ん中にいることを感じてみる

5月5日の立夏まで、土用の期間ですね。

そして水星は逆行中で、4日に順行に戻ります。

3日は獅子座で上弦の月です。

 

このGWは、物事をどんどん進めるというよりは

ちょっと立ち止まって、点検する

過去を振り返って、宝物を見つける

うまくいってなかったことを、やり方を変える

またはやめてみたり、保留にする

ということに適している時期なのだと思います。

 

また身体も心にも栄養を与えて、養う時でもありますね。

土用の時期は、消化器系~胃と脾のエネルギーの流れを調整する時です。

脾は消化吸収だけでなく、食べ物から得た身体に必要なもの、エネルギーを身体中に配ります。

 

脾は感情では、思い悩み、心配症などに相当します。

悩み過ぎて、悪いほうに考えすぎて、前に進めないなんてなりがちです。

 

脾が疲れていると、妙に甘いものが食べたくなるようですね。

白砂糖系のケーキやチョコ、アイスなどは、ますます脾を疲れさせちゃいます。

野菜などに含まれる、自然の甘味は脾を元気にしてくれます。

 

特に地の野菜は、その土地で生きていく知恵やエネルギーがつまっています。

その野菜の自然な甘みを感じながら、よく噛んでいただくことは、身体も心にも栄養になります。

 脾が元気になると、自然と前向きな気持ちになります。

さらに身体中にエネルギーがみなぎっていきます。

今は新緑が美しい季節、太陽が牡牛座シーズンですから
外で思いっきり身体を動かし、鳥のさえずりや小川のせせらぎを聞いたり
森の中で気持ち良く深呼吸したりと、身体の感覚を呼び覚まし、
この身体で得る喜びを、十分に楽しむのにピッタリですね。

ちょっと立ち止まってみる
その時にこそ味わえるものってありますね。

自然の中で、宇宙の真ん中にいることを感じてみるのも良いですね。
土用は宇宙を構成するエレメントである、五行の中心でもあります。
この時期を大切に過ごすことで、自分は宇宙、自然の一部であること
そして共にあることを感じられるのでしょうね。

だからこそ、さらなるインスピレーションが豊かに湧いてくるのだと思います

牡牛座新月に思うこと

本日26日21時過ぎに、牡牛座の領域で新月となります。

●●座で新月とか満月とか、どういうことかというと
私たちが住む地上では、方角を確認する時に東西南北を使います。
私たちが住む地球から、宇宙の方角を確認するのに
占星術的に12星座を使います。

地球が真ん中で、その周囲をぐるっと12個の星座のお部屋(領域)があり
惑星がそれぞれのスピードで動いている、といったイメージになります。

ちなみに実際の星座とは違います。
空間とか領域と考えていただくと良いと思います。
占星術では星座ではなく、サインといいいます。
(私は星座と言ってますが)

それぞれの星座の領域ごとに、性質が違ってきます。
よく学校のクラスごとで、優等生っぽいとか元気いっぱいとか、雰囲気が違うのと似ていますね。

先日「星って動くんですか!?」とビックリされた方がいらっしゃいました。
全ての星は動いています。
恒星である太陽さえも、銀河全体の中では動いています。

銀河だって移動してますものね。
いつか私たちの所属する天の川銀河と、アンドロメダ銀河が衝突する時、どのようになるのかワクワクします。
まあ40億年先なので、見れませんが。

ちょっと脱線しましたが、今回の新月は地球から見て、牡牛座の方角であるということです。
なので、牡牛座の要素を持った新月になります。

牡牛座については、昨日の記事でも書きましたが
「自分の欲の取り扱い」というのも、ひとつのテーマとしてあります。

ここから先は個人的な話になりますが
私の妹は太陽が牡牛座です。

自分の欲しいものにとても素直で、しかもそこに向かっていくバイタリティーはスゴイです。
絶対に手に入れる、実際に手に入れる
現実化のエネルギーがあります。

そして私は太陽が水瓶座です。

自分の地上生活での欲求に、自分では気が付かないのか?
現実面での欲に対して、考えるのも苦手だし
欲しいものは?と聞かれても、よくわからないのです。
(地上生活という言葉は、水瓶座的視点です)

それで自分は後回しにしてしまい、後になって寂しい気持ちで嘆くパターンが多かったですね。
今でも自分後回しは、たまにやっちゃいます。
(ただ水瓶座って目立つところがあるので、そのように見られないけど 笑)

牡牛座新月のエネルギーの今日、妹をお手本に自分の欲に素直になってみる
ということをしようと思います。

ところで、星座は3つの行動パターンである、クオリティに分かれています。
同じクオリティーのエッセンスも取り込んで、自分の持つ星座の領域が輝いていきます。

クオリティは以下のようになります。
・活動宮 牡羊座、蟹座、天秤座、山羊座
・不動宮 牡牛座、獅子座、蠍座、水瓶座
・柔軟宮 双子座 乙女座、射手座、魚座

なので私の場合、水瓶座(風)の太陽が輝くためには
同じ不動宮の牡牛座(地)、獅子座(火)、蠍座(水)のエッセンスが必要なんですね。
ただそれぞれ火地風水と元素が違うので、すんなりとはいきません。
どちらかというと苦手な分野ともいえます。

しかし、エネルギーは矛盾する力があるからこそ、安定かつ力強い力を発揮します。
相反する、矛盾する力も取り込み、自分の魂を磨いていくのですよね。

苦手と感じるところにこそ、新たに道を開くもの、宝物があるのでしょうね。

ということで、個人的に苦手な欲というものに、向きあってみようかと思います。

 

 

 

 

 

 

また再び自分の大地に力強く立つ

さて前回の続きで、23日の明け方に見た夢の話です。
牡牛座新月に近いだけあって、牡牛座的要素が含まれていました。

私は足が痛くて、自分の力で立つことができず
でも杖をつきながらも、必死に仕事をしていました。
周りの人たちは仕事をせず、さぼっていて楽しそうなのに
私がしなければ!と必死に働いていたのです。

そして、杖を盗まれてしまいました。
それでも必死に働こうとしましたが、
力が入らずにそこに座り込んでしまいます。

自分の足を眺めながら
「もしかして立てないのは、気持ちの問題かもしれない。
ちゃんと自分の力で、立てるのかもしれない。」
そう思ったところで、目が覚めたのです。
(クララみたいですね)

個人的にいろいろ象徴的なものが含まれていて、けっこう衝撃的でした。

そしてこの夢、とても牡牛座的だなあと思ったのです。

12星座トップの空をかける牡羊座の後が、牡牛座です。
ここで初めて大地に立ち、身体の感覚を持ち
豊かな恵みを生み出す、私たちの大地となっていきます。

ただ牡牛座初心者は、そこへ到達するまでに
自分の欲やエゴの取り扱い、他者との境界線という学びがあります。

自分の価値を認められず、他者から満たされようとしたり
隣の芝生が青く見えて、自分の大地をほったらかしにして
他者の領域で豊かになろうとします。
そして相手を独占してしまったり・・・。

輝く牡牛座になるためには、まずは自分の大地に、自分の足で立つところから始まります。
他者の価値観ではなく、自分の価値観で決めて
自分で自分を豊かにしていきます。

時間はかかるけれども、けっしてあきらめない心で進んでいきます。
しかもその道のりは、身体を持った喜びで満たされ
大地と宇宙からもたらされる、恵みを受け取りながら
原初の感覚が開かれていきます。

やがて、豊かさを他者と分かち合い
自分だけでなく、他者の可能性も開いていく
自らが豊かな恵みを生み出す、大地となっていく
それが輝ける牡牛座ですね。

そして多様性の世界で、多くの人々と共に学び語り、真実を分かち合う双子座の領域へと引き継がれていきます。

例え牡牛座に天体を持っていなくても、12星座の心の領域は全て、私たちに宿っています。
12星座、牡羊座から魚座までの道のり
さらにそれを繰り返し、こころを磨いて
螺旋のように魂が成長していきます。

明日26日21時過ぎ、天空では牡牛座の領域で新月となります。

自分の意志と価値観を胸に、また再び自分の大地に力強く立つ、そんな新月のように感じます。