コミュニケーションに大切な水星の能力と逆行について

水星が今年最後の逆行を終え、残る逆行の惑星は天王星。
一年のうちほとんどが、何かしらの天体が逆行しています。
全惑星の順行期間は、いつも短いのです。
(2019年はわりと長いけど)

逆行する期間がこれだけあるのは
歩んできた道をまた振り返りつつ
その道のりで得たことに感謝したり
大切なことを確認したりと
前に進むばかりではなく
自分の中に落とし込む作業も大切なんだと感じます。

ところで水星逆行って、通信機器や交通の乱れとか、聞きまつがいなどコミュニケーションの乱れに注意と、お聞きになったこともあるかと思います。

私は正直、気にしていないのですが、実際どうなんでしょう??
水星逆行の期間でなくても、こういったことって起こっていると思うのです。

ただ逆行だからと気を付けていると、そこにフォーカスすることになりますよね。
自分が意識を向けていることは現実化します。
普段よくあることでも、意識を向けていることで、たくさん起こっているようにも見えます。

何かあると水星逆行だからやっぱりね!ってなるのは、当然なのかなとは思います。
上記はあくまで私の世界観での考えですが・・・
もちろん水星逆行は気をつけなければ!というのも、それぞれの自由だと思います。

それで水星逆行では、どこに私が意識を向けているかというと

まず水星の司るものは、スキルや技術ですね。
あと学習やコミュニケーションです。

私たち全員に水星のエネルギーはあります。

自分の人生の目的や、夢や願いなど達成するために、水星はどんなスキルや技術がいるのか?
またそのためにはどんな学びをすればいいか?
さらにその分野の情報収集をします。

なので逆行期間は、自分のすでにあるスキルを、どう活かせばよいか?
またこれからのためにどんな技術を身に着けたり、磨いたりすればよいか?
見直しの時期でもあるのでしょう。

さらにコミュニケーションですね。
水星のコミュニケーションは、金星のやり方と違います。
自分の考えを伝える能力でもあります。

そして私が水星の中で、最も大切だと感じるのが
相手が話していることで、本当は何を伝えたいのか?
表面だけ捉えるんじゃなくて、その奥にある思いや意思、考えを推し量ることなんだと思うのです。

もちろん他者の気持ちを全部わかることは、たぶん仏陀やキリストくらいでないと無理ですよね。
例えば大変な思いをしたり、悲しみや痛みのその大きさは、本人になってみないと本当の意味ではわからないです。

でも、その大変さ痛み、そして何を伝えたいのか?
それを汲み取ること、相手の立場を考えて物事を進めることは、それぞれの中にある水星の能力をいかに使うかですね。

この人はこうだ!と、レッテルを貼ってそれで見てしまうことはあるし
きっとこの人はこういうだろうと、前提で話してしまうことってけっこうあります。
空気を読んで~が、読み間違いだったりとかね。
相手が何を伝えたいのか、言葉での確認は大切ですものね。

水星逆行の時、もしコミュニケーションの行き違いがあったなら、自分の中で何か人に対して、思いこみで動いてなかったか?振り返る良い機会でもありますね。

また自分の考えを、きちんと相手に伝えられていたのか?ということも大切ですね。

水星逆行期間は11月17日~12月7日でした。
この期間、あらためて私も振り返ってみようと思います。

ところで2019年の水星逆行は3回あります。
3月6日~3月28日
7月8日~8月1日
11月1日~11月21日

そういえば、2019年は火星と金星の逆行はないのね。