キロンという小惑星 こころの傷と癒しとやさしさと

キロンという小惑星があります。

 

基本的に小惑星は木星と火星の間にあるのですが

キロンは土星と天王星の間にあり

ちょっと他の小惑星と一線を画しています。

 

そのキロン、今射手座に入った太陽と響き合っているんですね。

 

キロンは心に負った傷、そして癒しを表しています。

 

誰でも人生の中での悲しみ、どうしようもないこと

あらがえないことに出会い、心に傷を負っています。

 

その傷、痛みは辛いものですが

その傷があるからこそ、やさしくなれる

自分の大事な人に、この傷を負わせたくない

傷だらけだからこそ、その分やさしさも知っているのだと思います。

 

個人のホロスコープでは、キロンは公転周期が長いので星座で見るよりは、ハウスで見ます。

そのハウスの領域は、魂が傷を負っているからこそ、他者へ癒しを与えるものとなります。

 

さて太陽と響きあうキロン

そして、魚座にある海王星は逆行を終了し

27日は魚座で上弦の月を迎えます。

 

心の傷、浄化、癒しといったキーワードが出てきますね。

 

癒されていない部分が多いと、人をシャットダウンしたり、時には暴力的になったりしてしまいます。

身体に出る不調も、目に見えない部分~こころや波動的なものからのものがとてもあります。

 

今まで持っていた心の重さも、軽くしていくことが大切ですね。

癒していくからこそ、かつての傷は人へ社会へやさしさとして活かせるのだと思います。

 

闇を見つめたからこそ、光として扱える

やさしさ溢れる社会

それは一人一人の心の平和から

 

良い人であろうとするのではなく

自然とやさしくなれる状態

そうありたいものですね。

 

だから傷はガマンしないで、自分で無理だと思ったらきちんと誰かに頼ることも大切ですね。