夏至と海王星の逆行

22日は夏至ですね。

夏至は一年のうちで太陽が

最も高い位置までのぼります。

 

夏至点は22日0時54分頃なので

日本では明日21日が一番

太陽の光が元気な日ですね。

明日の朝日は、ぜひ浴びたいところです

 

陽が極まり、陰へ転じる時

ひとつの大きな切り替わりの地点です。

 

占星術的には蟹座シーズンのはじまり

季節では夏のはじまりです。

今まで磨いてきたもの

高めてきたものを

のびのびと開放していく

そんな時期なのでしょう。

 

ケルトでは宇宙を明るくする

三つの光線が放たれるのが

夏至の日だとか。

広い世界へと放たれる

そんなイメージですね。

 

そしてこの夏至の前

明日21日は海王星が

動きを止めます。

 

逆行を始めるのが

6月28日頃なので

海王星が留の状態で

夏至を迎えます。

 

海王星の影響を感じる

今年の夏至ですね。

 

海王星は現在は魚座にあり

逆行により魚座のど真ん中まで

位置を戻していきます。

期間は今年の11月27日までです。

 

魚座にある海王星の逆行

これはスピリチュアルなものを

どう日常に落とし込んでいくか

ふわふわした夢物語でなく

現実と結びつけていくことを

確認していくような

期間なのではと感じます。

 

スピリチュアルというと

高次元とつながるとか

見えないものが見えるなど

サイキック的な能力が

目立っているように感じますが

 

能力がどうかということと

スピリチュアルに生きることとは

関係ないのではないでしょうか。

 

無意識に繰り返しがちな日常ですが

全ての生活や習慣の中で

スピリチュアルがどう活かされるか

なのだと思います。

 

例えば、スーパーで買い物したもの

そのうちの卵ひとつとっても

たくさんの人、命が関わっています。

 

何も思わなければただの卵

だけどレジの人、陳列した人

仕入れた人、運んだ人

卵を産んだ鶏

それを世話する人

鶏のためのエサを作る人

それぞれを育んだ水や空気や

辿っていくとわけわからないほどの

多くの存在が関わっています。

 

卵を調理していただく時

「いただきます」と言いますが

全てに感謝の意味ですものね。

 

料理をするのも

家族のために愛情こめてつくる

これもスピリチュアルですものね。

 

そういった見えないものを感じること

そして感謝をすること

自分の日常の行為に

愛をこめていくこと

 

それはきっと、祈りのようなものかもしれません。

 

見えない存在を感じること

その存在に対しての祈りもそうですね。

 

例えば私の実家の庭先には祠がありました。

氏神様と呼んでいますが

その氏神様の名前は今でも

自治会名で残っていて

その土地の守り神のような存在です。

 

子供の頃から、出かける時

帰ってきた時は必ず

氏神様に手を合わせました。

 

見えないけれども

見守ってくれるような存在

そこに感謝をするのも

祈りなのでしょうね。

 

生かされている自分を感じながら

日常の全てが祈りとなる

 

もちろん疲れちゃって

手を抜きますってことも

あるかもしれませんが(笑)

 

それはそれで仕方がないので

無意識で自動的にすることより

愛情込めたり丁寧に生きたりと

そんな祈りのような日常が

少しでも増えていくと良いですものね。

 

来月は蟹座と山羊座で

新月食と満月食がありますし

ドラゴンヘッドも蟹座にあります。

(ちょっと興味深い配置なので、これはまた改めて書きます)

 

自分を支えている

基盤のような日常を

どう過ごすのか?

どうスピリチュアルを

現実に落とし込んでいくのか?

 

見つめてみるのに、この夏至は

良い機会なのではないでしょうか。