夜明けを告げる双子座新月

明日6月14日朝4:43頃に双子座の空間で新月となります。

ちょうど日の出の時と、ほぼ重なりますね。
新月パワーと合わさった朝日を浴びると、気持ちも身体もリフレッシュしそうなので、頑張って早起きしようと思います!
(とはいえ信州は標高の高いアルプスがあるので、朝日は少し遅いんですが・・・)

さらに太陽と月の後に、蟹座の水星、獅子座に入ったばかりの金星も東の空から昇っていきます。
(朝は太陽の光で見えませんが、夕暮れに金星は見えます)

蟹座の水星のやさしさ、獅子座の金星の華やかさと輝き
とてもキラキラした朝なイメージです。

さて双子座はその星座の名の通り
双子のカストルとポルックスがその神話の主人公です。

父は白鳥に化けた最高神ゼウス
母はスパルタの王妃レダ
神と人の間に生まれた子供であり

カストルは生身の人間
ポルックスは神の血を継いで不死身

とっても仲良しの双子だったのですが
カストルはある策謀によって命を落としてしまうんですね。

引き裂かれた双子の兄弟
ポルックスは嘆き悲しみ
自分の不死身を解いてほしいとゼウスに願い出ます。

ゼウスは二人を冥界と現生で一日交替で一緒に暮らせるよううにして
その姿を友愛のシンボルとして星座にしました。

神と人
双子座が司るコミュニケーションは
違う世界との架け橋となります。

それは1人の中にある、内なる神と人間としての私の架け橋
誰の中にもある神性とのつながりを思い出させてくれます。
また再び内なる神と手を結ぶ
そんな新月なのでしょうね。

そしてまたそれぞれが違う考えを持った人々を
つなぐコミュニケーションでもあります。
考えを皆同じにするのではなくて
その違いを楽しむこと

言葉を使って伝える大切さですね。

人の話を聞くことで、また違う見方ができて世界が広がります。
反対に自分自身の考えを言葉にすることで、相手の世界も広がります。
自分の意見を言うことは、相手を否定することではなく
自分にも相手にもギフトなのだと思います。

双子座の守護星である水星は、現在蟹座にあり
そして山羊座にある土星と向き合う位置にあります。

蟹座の自分の思いを大切に
他者の気持ちも大切にするやさしさ
そして山羊座の責任と信頼

シンプルに本当に大切と思えること
素直に心が震えたこと
ぜひこの新月は言葉にしてみてくださいね。

この新月で確認したものと共に
21日夏至は目覚めスイッチが入り
28日は山羊座で満月
そして30日は夏越の大祓

今年後半へ向けて切り替え時となりますが
自分のこころと向き合い
理想は高く、自由に夢を描きながら
今ここにあるものを大切に歩んでいきましょう。