こころも身体も栄養を~陰陽のバランスを整える土用の期間

2月4日立春へ向けて

昨日17日から土用入りしましたね。

2月4日立春まで、こころと身体を整える時です。

まだまだ寒いですが、もう春に向けての準備が始まりました。

 

2018年の扉が開いていきますね。

 

この土用の期間は、身体もこころも整えて養う時でもあります。

 

土用は陰陽の気のバランスが乱れやすくなります

消化器系~胃と脾のエネルギーの流れを調整する時です。

脾は消化吸収だけでなく、食べ物から得た身体に必要なもの、エネルギーを身体中に配ります。

 

脾は感情では、思い悩み、心配症などに相当します。

悩み過ぎて、悪いほうに考えすぎて、前に進めない~なんてありませんか。

 

脾が疲れていると、妙に甘いものが食べたくなるようですね。

白砂糖系のケーキやチョコ、アイスなどは、ますます脾を疲れさせちゃいます。

野菜などに含まれる、自然の甘味は脾を元気にしてくれます。

 

特に地の旬の野菜は、その土地で生きていく知恵やエネルギーがつまっています。

その野菜の自然な甘みを感じて、よく噛んでいただくことは、身体も心も喜ぶし栄養になります。

今はさつまいもの甘味がいいですね。

ストーブで焼くと、とても美味しいですもんね♪

 

脾が元気になると、自然と前向きな気持ちになります。

さらに身体中にエネルギーが満ちていきます。

こころも身体も満ちた状態で、スタートしたいですものね。

 

私自身の経験で言うと、この時期の土用にしっかりと毒出しをすると、春に体調を崩すことがぐっと少なくなります。

春になると雪解け水が流れるように、身体の中も溜まっていたものがチョロチョロ出てくるようです。

 

以前は毎年春になると歯がとても痛み、歯医者通いだったのですが

この土用の時期に気をつけるようになってから、歯の痛みが出なくなりました。

花粉症もかなり良くなっています。

 

いつもよりしっかりと下半身をあたためる

半身浴をじっくりしたり、足湯をしたり

また食べる量も少なくして、消化器系を休めたりします。

 

また自分の中の執着に気付き、手放しをしていきます。

こころの毒出しも大切ですね。

 

風邪やインフルエンザに罹ることも増える頃

薬を飲んだからもういいやだけでなく

今のこころや身体の状態を見つめ、養うことも大事です。

 

動くばかりでなく「間」を空けること

スペースがあることで、また新たなものが入ります。

そしてまた動くべき時に、さっと動けますものね。

 

重いものを背負っていると、身軽に動けませんから

こころも身体もどんどん軽くなっていきましょう(^^)

 

1月31日の満月は食がおこり、またリセットが強くなります。

 

手放すごとに新しい自分になる。

新しい自分って、全く未知の自分ではなく

何にもコントロールされない、純粋なわたしなんでしょうね。

 

この季節の移り変わりの時、こころや身体のバランスを感じながら、良い土用の時期をお過ごしくださいね!

 

自然の移り変わりと、身体の変化はリンクしていて

また自然のリズムは、宇宙の流れと同じで

身体を見つめることは、宇宙を見つめることと同じと感じます。