ワンネスって何だ?

「一人一人の命だけど、全体でひとつの命でもある」

これがイマイチよくわからないんです。

そういうお声がありました。

 

とある会で、振りがあり(笑)

私なりに理解しているところで、お話させていただきました。

 

私はまず小宇宙である身体から、理解することがクセになっています。

 

身体という小宇宙を観察することは、大宇宙を観察することと同じだと、私は捉えています。

 

この世界を、身体に当てはめてみると例えば

私は肝臓

あなたは心臓

だったとして

 

一人一人の役割も違うし、それぞれがその特性を活かして活動をしています。

自分の特性を個性や才能と言っても良いかもしてませんね。

 

肝臓は心臓にはなれませんし

心臓は肝臓の役割はできません。

 

それぞれが個性を持っているけれど、心臓さんだけ切り離されているわけでなく

身体全体、つまり小宇宙で見ればひとつのいのちですものね。

 

心臓が「いやいや、私ひとりだけで生きてるもん!」と主張したとしても、身体全体と繋がっています。

 

それぞれ最大限に能力を発揮して、活動していること

それは全体の宇宙、つまり身体の生命活動を維持し

健全な肉体として生きるために、それぞれが必要不可欠な存在です。

 

身体のどこか一部分でも、何か痛みがあったとしたら

全体が苦しみます。

例えば、小指を角にぶつけた時、小指だけが痛がるわけでなく、自分全体が痛みを感じます。

 

また身体の一部、例えば手を誰かにマッサージしてもらったとしたら、手だけが気持ち良いだけでなく

身体全体が気持ち良いですよね。

 

この身体の状態は、この世界に当てはめてみると同じと、私は考えています。

 

ひとりひとりの小宇宙は、いつも大宇宙と呼応しており
そして全体に影響しあっている

 

これがワンネスというものであるとも、感じています。

 

ちなみにこれを理論的に理解するのが、占星術だと私は捉えています。

(占星術のロジックは、あまりにも面白くて研究に終わりがありません)

 

大宇宙と小宇宙の仕組みを知る

占星術も身体を観察することも

同じなのだと思います。

 

ところでワンネスというのは、皆同じだよ~って安心しきって、何もしないで良いことではありません。

(以前そう教えられて、ずっと信じていた私 笑 ワンネスダメじゃんって思ってた 笑)

 

才能や能力も磨き続けなければ、発揮できませんし

またそれを発揮することは、全体への貢献になるのだと思います。

 

これから土星が山羊座へ入りますので、そういった意識も大切になってくるのでしょうね。

 

 

波動が高いとか低いとかについて

波動、エネルギーについて、今日は書きたいと思いますが、その前に・・・。

 

時折「見える人ですか?」と、ご質問がありますが

特別なものが見えたり聞こえたりは、一切ありません。

私は全て体感先行と、知識による後整理です。

 

この体感は特別なものではなく、誰でも普通に備わっているものです。

身体の中の気が巡り、力が増すほどに体感も増してきます。

 

なのでこれから書くことは、私の体感が元になっておりますが

それぞれの検証が大事なので、うのみにせず

眉にたっぶり唾をつけて読むくらいで、ちょうど良いかなと思います。

 

ちなみにこのブログでは、気、波動、エネルギーとたまに言葉が変わりますが、同じものだと思ってください。

 

波動が高いとか低いとかいう、言葉を見かけることがあります。

そこから察するに

波動が高い=良いこと

波動が低い=悪いこと

という図式になっているように感じます。

 

波動が高い低いは、良い悪いではありません。

ただそういう状態であるというだけです。

 

例えば気圧が高い、低いがあります。

どちらが良いのかということはなく、ただそういう気象だというだけです。

 

標高が高い、低いもありますね。

これも良い悪いではなく、環境が変わるだけです。

 

人間も波動が高い、低いという状態があるだけです。

状態なので、その人自身が高い低いわけではありません。

天気が毎日変わるように、波動だって毎日変わります。

 

ただ波動に関しては、高い方が心地良いというのはあります。

いつも軽やかに楽しい雰囲気の人と

いつもプリプリ怒ったり、愚痴ばかり言う人と

どちらと一緒にいて、心地良いかということと同じです。

 

どんよりと低い状態はもちろん、何かショックな出来事や人間関係のいざこざなどあればそうなります。

ただずーっとひたすらこだわって、そこに居着いたとしたら、巡らなくなりどんどん重くなります。

 

波動が高い、低いは

荷物が軽い、重いと似ていますね。

 

重い荷物を持ってウオーキングすれば、疲れるのと同じように、波動的に重いもの(低いもの)は少ない方が、人生は歩みやすいのだと思います。

 

ただ高い方ばかり目指せば良いのかというと、そうでもなく

よくあるポジティブ信仰みたいに、ネガティブを見ないでいると、いつの間にか闇は滲み出てきます。

 

今の自分の状態を、自覚できているかが大切ですね。

 

そして、自分がシンプルに自然で無理のない状態に、少しでも近づいていくことですね。

 

それは高くも低くも自由に行き来できる、ニュートラルな状態です。

 

シンプルに自然で無理のない状態

これが自身の魂と心と身体が一致する時であり

本来の力が発揮できる状態なのだと思います。

 

そしてその状態は、波動の高いスゴイ人とか、すごい高次元な存在からもたらされるものではなく、

ひたすら試行錯誤しながら、人生のあれやこれや乗り越えながら、自身で獲得していくものなのでしょうね。

 

確かに波動の高い人や場所に触れると、自分も高まりますが、一時的に盛り上がるだけで持続はしないんですよね・・・。

あとインスタントなものは、しょせんインスタントにはがれ落ちますものね。

 

 

エネルギーの方向性を明確にすること

昨日の夏至はいかがお過ごしでしたか?

 

けっこう雨は降りましたが、なんとなくあたたかく沁みるように感じました。

傘をささずに外に立ってみたら、とても気持ち良かったです。
(夏至の奉納気分で、舞いの練習もしました)

 

私自身この夏至は、今の自分を見つめ、どこに立ちどんな方向性でいくのかを、明確にする時間でした。

「エネルギーの方向性を明確にすること」

これはボディーワークで、意識して訓練するところです。

そのおかげで、思考、身体、こころと一致して、向かうことができます。

 

これはボディーワークに限らず、人生全般に言えることです。

 

エネルギーを養い、高めるのは大切ですが

同時に方向性を明確にすることで、活きていきますね。

 

春分、夏至、秋分、冬至の大きな区切りの時に
方向性や自分の立ち位置を、明らかにすることで
また次のサイクルが巡っていくのだと思います。

 

個人的に、春分からのサイクルは
芋虫がサナギになる時のように
中身が一度ぐちゃぐちゃに溶けるような感覚でした。

 

特に今回は、過去生からの後悔や願いまで気付いたりして
(だから私は今回、太陽星座が水瓶座なんだってわかった)
けっこう深かったですね。

 

成長、進化していく過程は、順調に右肩上りになるわけではなく

一度底に落ちて、自分の闇やらなんやらを見つめさせられる時があります。

 

そこで自分の情けなさや弱さや未熟さを、とことん味わって
それを受け入れて、また立ち上がるといったことをしていきます。

 

その立ち上がる時に、大きな収穫があったり
さらに心やエネルギーに筋肉がついて、ひと回り大きく成長します。

 

落ちている時は大変だし
そんな風に考えてる場合ではないけれど
闇の部分と対面できること

ダメな自分を受け入れること
それはまた成長できるチャンスなんだなと思います。

 

闇に落ちるのは悪いことではなく
いかにそこを見つめ、何かを掴み
また立ちあがることが大切ですね。

 

なんて、ようやくこの夏至で言えるようになりました(笑)