乙女座上弦の月とグランドクロス

本日10日15時頃、乙女座のエリアで上弦の月となります。

 

とても印象的な星の配置ですね。

海王星、木星、太陽、月で

大きな十字(グランドクロス)が

天空に描かれています。

さらにいろんな星が響き合い

神秘的な配置もありますね。

 

グランドクロス

十字の点を結ぶと□になりますが

その中である一定の圧がかけられ

それを突破していくことで

大きく前進していくイメージです。

 

種が芽吹く時

あたたかく包まれていた

土の圧を押しのけて

地上に芽を出すような感じですね。

 

ただ今回は

柔軟宮の星座の位置なので

すっごい圧ではないですが

心が揺れることもあるかもしれません。

 

揺れながら、心の純粋な部分を

見つめるといった感じでしょうか。

そのための空間をつくることも大切です。

大切なことを忘れていないか?

一度立ち止まり、自分の心と向き合う時でもあります。

 

思いにとらわれず、見つめてみる

そして許しということも、キーワードであります。

 

これは誰かへの許しではなく

自分への許しですね。

どんな思いが出てきても

そうだよねって受け止める

ジャッジしないことも大切です。

 

乙女座の上弦の月

さらに柔軟宮のグランドクロスなので

「調整」もかかります。

 

私が思う乙女座にぴったりな

摂生という言葉がありますが

摂という字は、白川静さんの常用字解によると

「小さなものを取り集める」という意味だそうです。

 

自分の心の中の小さな思い

ふと浮かんだこと

今感じていること

取りこぼさずに大切にして

 

そして自分も周りも

全てが最善となるよう

調整をしていく時なのでしょう。

 

 

これから17日射手座満月

22日は夏至と

また大きな切り変わりの時

その前のこの調整期間

焦らずゆっくりと自分と向き合う

時間をとってみてはいかがでしょうか?

 

海王星とスピリチュアル

今日の月は魚座にあり、海王星と接近中。

海王星はスピリチュアルな天体で、思いの力、浄化、想像性、芸術、ビジョン、霊的な力などを司ります。
違いや隔たりを溶かして、大きなひとつの命であることを思いださせてくれます。
全ての生命が尊いものであることを、気付かせてくれる天体です。
それは人間だけでなく、植物や動物、物質的なものから、見えない存在まで全てです。

海王星のエネルギーは、より人生の中で発揮されると、心豊かに過ごせるものとなります。
例えば、言語や民族が違っても、同じ音楽で感動し涙を流す時、それは海王星が働いている時です。
違いがあっても、通じ合えるものがある。
それは心が豊かに感じる時でもありますね。

また地球のどこにいても、そこに空はあって、夜になると星が見えます。
きっとどの国の方も、星空を見て美しいと感じると思います。
お互いに確認はできないし、距離も離れているけれど、星をみて美しいと思う時、共通の感動を共有しています。
そんな時も海王星の世界ですね。

ただどの天体も、より成長や進化の方向性に発揮されるものと、ちょっと残念な発揮のされ方があります。
(残念な発揮といっても無くすことはできなくて、両方ともあるものなのですが)

海王星の場合は、現実から逃避して、その世界に溺れる、中毒になるということもあります。
例えば・・・
お酒やドラッグに溺れる
愛する者のために、自己犠牲で全てを捧げる
ファンタジーの世界に没頭する
神や天使など見えない存在に、自分を明け渡す
などなどあります。

現実に生きている自分を無くしちゃうイメージですね。

海王星が司るスピリチュアルな世界
海王星は今は魚座にありますが、現実からの逃避ではなく、この現実が美しく実りあるものにしていくには、スピリチュアルな力をどう扱うのか?問いかけられているのでしょう。

これからは個性の時代だとも言われますが
それぞれの違いが、争いや搾取ではなく
お互いの個性をリスペクトし
愛や平和の世界で生きること
そこにスピリチュアルな海王星の力は
とても大切なのだと感じます。

海王星が魚座にあるのは、2026年1月までとロングスパンです。
期間が長いと普段は意識しづらいですが
約ひと月に一度、月が海王星と近づくたびに、ふと思いおこさせてくれるのでしょうね。

天王星の牡牛座時代スタート

天王星が牡羊座に入ったのは、2011年3月12日でした。
この間、私は私であるという
本来の自分に目覚める時です。
(社会的にはエネルギー革新の時代でしたが、こちらのブログでは個人レベルの話をします)

これが私!というものを、発見する7年だったのではないでしょうか?

牡牛座に天王星が滞在するのは
2018年5月16日~11月7日
いったん牡羊座へと逆行して
2019年3月6日~2026年4月26日です。

ところで、三位一体

こちらを占星術で当てはめると
魂は冥王星
精神は海王星
身体は天王星
となります。

魂と精神と身体の統合をしていくことで、私たちは真に自分を生きることになるのだと思います。

身体の感覚を司る牡牛座に天王星ですので、より身体の目覚めの時代になっていきます。

物質的な限界点の土星までの波動は、とらえやすいのですが
天王星以降の遠い天体になると、細やかになり分かりづらくなります。

順番としては
冥王星
海王星
天王星
土星
木星
火星
太陽
水星
金星

地球

地球から冥王星に向かって遠ざかるほどに、細かい波動になるので感じにくくなります。

月は最もわかりやすい感情、こころ、身体を司ります。
そして金星は、月の部分を守る形で、身体の感覚(五感)を司ります。

月の部分である、こころや身体の声を無視していたり
金星の部分の、身体の感覚、心地良さやトキメキ、好きなもの、美意識をないがしろにしていては
それ以上の遠い天体のエネルギーを、感じるのは難しいです。

こころ、身体の部分を大切にしていくこと~月と金星を満たすことで
次第に遠い天体の細やかな波動を捉え、宇宙や自然と共に生きることに繋がります。

天王星以降は、物質の限界である土星の向こうですので
エネルギー、波動の世界になります。

天王星が身体というと、ちょっと不思議かもしれませんね。

身体はただの肉の塊ではないですよね。
分子間で見れば、細かい振動を起こしているし
気が経絡を通り、全身を巡っています。

さらに身体の物質的なものを超えて、広がるエネルギー的な身体もあります。
チャクラ、マカバ、ライトボディーと、身体ってどれだけ多次元的な構造になっているのか、面白いですね。

この目に見えないけれど、確かに身体の波動としてあるものを、天王星が司っています。

ところで「健全な精神は健全な肉体に宿る」ということわざがありますね。
身体が健全であることで、精神だけでなく、魂もしっかりと自分のど真ん中に座るのだと思います。

神社に例えると、身体は社(やしろ)です。
神殿と言ってもいいですね。

社がガタガタで整備されてないと、どうでしょうか?
神さまはちゃんといるのでしょうか?
手入れのされていない神社を思い浮かべてみてください。
ちょっと怖いですよね( ̄ー ̄;

これは自身にも当てはまりますね。
身体という神殿をピカピカに磨いていくことで、 精神も魂も安心して真ん中にどーんといられます。

三位一体~魂(冥王星)、精神(海王星)、身体(天王星)の統合ですね。
そうすることで、真に魂の声を聴く、魂の観点で生きることに繋がっていくのだと思います。

天王星がおうし座に入っていくことで、さらに身体で敏感に波動を捉えることが増えてくると思います。

身体は大切なこの人生の乗り物です。
身体の目覚めの時といっても、いつも身体を無視していては眠ったままです(笑)

目に見える部分も、目に見えない部分も、両方整えていくことが大切ですね。

天王星が牡牛座にある時代、より細かい波動をとらえていくことになり
また小宇宙であるこの身体を通して、より宇宙を知っていくのだと思います。

そして天王星が牡羊座にあった時に見つけた「これが私!」を
さらに現実的に活用していく時でもあります。
この世界へ自分という存在を顕していく
そんな時なのでしょうね。