明日から海王星逆行開始~時を超えて描く夢

明日16日19時過ぎから、海王星が逆行を始めます。

逆行終了は11月22日です。

 

海王星は現在うお座の領域にあって
私たちが眠りにつく頃、月と接近していきます。

その後17日はうお座で下弦の月です。

 

欠けていく月の時は、浄化の力が働きますが

うお座と海王星の浄化力とも重なって、さらに強くなりそうですね。

 

過去の執着や悲しみ、または思いこみや制限など
未来の創造を阻害するようなものを、溶かして
また新たな希望を創りだします。

 

海王星の逆行期間中は、やり残しがあれば、悔いのないようにやり切ってみるといいと思います。

あれこれ考えて行動しないでいると、その思いは蓄積されて重くなっていきます。

重いままだと新たな希望は描けませんものね。

 

何でもやってみないとわからないです。

それでまた決めればよいと思います。

 

そしてやってみても、大概のことはうまくできません。
たまに最初からできる天才性を求める方を見かけますが、それはたぶん無理だと思います。

 

最初からできることなんて、ほとんどなくて
やってみたら全然できなかったとしても
本当にやりたかったことなら続けられるでしょうし

続けないとできるようにはなりません。

 

続けられないと決めているから、続けられないのであって

そこには意思も必要ですね。

回路ができるまでは、やりたかったことでも続けるのは苦しいですが、それが習慣になっていった時、本当のワクワクが生まれます。

 

海王星は私たちの夢、理想、ファンタジーを司ります。

これは個人的なものではなく、普遍的なものになります。

海王星の現れで分かりやすいのは、音楽やアートなど芸術です。

 

素晴らしい音楽は、時代が変わっても私たちのハートをノックします。

土偶もそうですね。

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約4000年前の仮面の女神も、その神秘的な姿で大切なエッセンスを伝えてくれます。

 

私たちの描く夢や理想、これがいつか誰かのためになり、そして時を超えて広がっていく

一人一人の思いは、全体の夢に統合されて
まるでジグソーパズルのピースが、一つ一つ埋まっていくように
時を超えて、全員で大きなアートを描いていくのでしょうね。

過去生の思いを昇華していくこと

突然、昔好きだった漫画を思いだしました。
「海のオーロラ」里中満智子

これは生まれ変わりながら、何度も何度も愛する人と結ばれるため、チャレンジし続ける物語です。
舞台はムー大陸、エジプト、邪馬台国、ドイツ、未来と変え
運命に翻弄されながらも、ただ一人の人を愛し続けるのです。

少女時代は、ただ一人の運命の人がいつか現れるのでは♡と、トキメキ満載でした。
大人になってみると、ただ一人の人を求め続けるって大変だわって思います。(笑)

懐かしくて、久しぶりにkindleで読みました(おかげで寝不足・・・)
やっぱりこの漫画、面白いです♪
しかし、あまりにも強い思いがあり、次の人生に繰り越してしまうのも、ちょっと大変だなあなんて思いました。
なるべく今の人生で満足!!と、終わりにしていきたいものです。
でないと、いつまでもその思いに縛られてしまいますものね。

今の自分の思いや考えが、100%純粋に全部自分のものっていうことはなく
人からの影響もかなり多いし、人によってはテレビなどのメディアから影響が強いでしょうね。
それだけでなく、過去生からの思い・・・これも背負っているとしたら、大変なことですね。

○○すべきとか、○○でなくては
といった思い込みや制限をそぎ落とし、なるべく今の純粋な気持ちで生きたいものです。

過去生は占星術で見ると、ドラゴンテイルになります。
誕生日の近い方は同じ星座なので、似た感じのカルマを持っているグループでもあります。
1人でカルマを解消するというより、皆でやりましょう的なものもあるのかな?と私は思います。

出生時間が分かる方は、ハウスでもわかります。
あとは星座の度数(サビアンシンボル)も含めて
より個人的な過去生になっていきます。

ちなみに、過去生はあるのかないのかということは、死んでみないと確証ができませんが、私はあるという考えです。
(なぜか子供のころから)

ホロスコープで見る過去生、これは直近のものか幾つ前なのかはわかりません。
ただ、この人生でこの過去の思いを昇華しようという、魂の願いのひとつでもあると思います。
それに取り組むことにより、魂が磨かれていくのでしょうね。

ホロスコープで、ドラゴンテイルとドラゴンヘッドは、対になっています。
ドラゴンテイルは過去生の在り方
ドラゴンヘッドは、その過去生からの願いや後悔のため、挑戦する課題です。

テイルとヘッド(以下ドラゴンを略)はちょうど180度、真反対同士の位置にあります。
今回の人生で、ヘッドの課題に挑戦するわけですが、反対側の慣れないことなので、けっこう大変だったりします。
でもその課題にチャレンジすることで、統合されていき魂が成長、進化し
テイルの過去生での才能がうまく使えるようになっていきます。
(ちなみにチャレンジしないうちに、過去生のやり方をしようとしても、うまくいかないのです)

ヘッドの挑戦はどちらかというと、やりたくないものになります。
でも挑戦してみると、心の奥からの喜びを感じます。
これは魂からの喜びですね。

苦手なものほど、宝物がある
これはヘッドの挑戦を見ると、とても感じます。
また新たな才能として、開花されていくのでしょうね。

ちなみに私はテイルが、12ハウス蟹座です。
修道院的な世間から隔絶された場所で、祈りや奉仕をしていたようです。
神経過敏なので閉じこもりがちだったり、自己犠牲ばかりで、社会で自分の力を発揮できず、後悔が残ったようです。

なので今回は、実際に社会に出てちゃんと働いて、社会で自分の力を発揮して、現実的に人の役にたつというところです。
そして、自己犠牲で動くのをやめ、自分のメリットもきちんと考えることも課題です。

ところがですね、私はテイルと月が合なんです。
月は自分の居場所、心の置きどころ
それが過去生の在り方とがっちり組んでいるので、
自動的に過去生のやり方でいこうとしちゃうんですね。

だから社会に出ること自体が、ものすごく苦手意識を持っているのです。

そもそも私は他者のサポートだったり、縁の下の力持ち的な場で発揮できるのですが
それはヘッドの課題をクリアできてない状態ですると
人の世話をすることで、自分の存在価値を見出そうとします。
つまり、依存ですね。

だからまずは自分で自分の価値を認めて、ちゃんと社会での立ち位置を確立して
自立したうえで、他者のサポートというところで発揮できるようになります。

これは占星術で知れてよかったです。
でないと、自己犠牲と依存を繰り返すパターンに気付きにくかったと思います。
まだまだヘッドの課題を完全にクリアできてはいませんが
数年前に比べると、依存から自立の道へ確実に歩んでいることを感じます。

私の場合は過去生のクセ(テイル)と月がくっついていて
自動的に自己犠牲や依存のクセが、たまに出るのですが
今では、あっまた出てるね!と俯瞰的に見れるようになっています。
自覚できているか、自覚がないかで、大きな差はあると思います。

こんな感じで、自分のことを長々と書きましたが
過去生の思いと結びつく、ドラゴンヘッドとドラゴンテイル
それぞれに思い入れが強く、これについては皆さん語りだすと長くなるんではないかなと思います。
占星術セミナーでも、皆さん「これか~!!」となるところです。

過去生の強い思い、後悔や願いを昇華し、未来へのクリエイションのために、その才能が発揮できるようになっていくことができれば素晴らしいことですね。
そのためにも、ヘッドの課題に挑戦することも大切です。

ホロスコープに表されている過去生からの思いを昇華して
さらにまたその奥にあるものが浮きあがり昇華して
きっとその繰り返しなのでしょうね。
(終わることあるのかな??)

昇華するたびに、可能性の幅が広がり自由になっていくのだと思います。

 

 

魅力的な人って?占星術的に

満月と共に月経がやってくると、天空の月と自分の月が連動していることを、ダイレクトに感じられます。

まさに月のみちですね。

 

地球に存在するもの全て、月に影響を受けています。

特に海は満ち引きがあるので、わかりやすいです。
動物、植物たちもその影響を受けています。

 

そして私たち人間も、こころやからだに月の影響を受けています。

月の運行と、自分のこころや身体の変化を見ていると、連動していておもしろいなあと思います。

 

そして、私たちは天にある月だけでなく、内に月を持っています。

他の生物と違って、内なる月のリズムもあるんですよね。

そのおかげで満月だからといって、一斉にムラムラ(笑)することなくいられます。

 

感情が揺れたり、こころがコロコロ変わりやすいのは、内に月があるからです。

月は満ち欠けして、一定しませんものね。
そして女性はより身体と心の変化を、感じやすく敏感です。

繊細だからこそ、無理のし過ぎは禁物です。

身体の安定は心の安定に繋がります。

 

そして、男性は大地である女性によって、癒され安定すると言われています。
私は男性でないので、実体験がないのでわかりませんが、

男性は基本的に火星のパワーを使いやすく、内なる月が分かりづらいようです。
女性と関わることで、内なる月に気づけるのかな?と推測しております。

 

火星のパワーは、常に外へ外へと活動する力です。

だから、昔からある物語で冒険の旅に出かけるのは、圧倒的に男性ですね。

そして、あちこちの港に恋人がいるわけで(笑)

港に寄るたびに、女性の月に癒されるのでしょうね。

常に外へ外へでは、疲れてしまいますからね。

 

現代の女性も、例えば個人事業をしている方などは、圧倒的に火星を使ってお仕事をされています。

ただ内なる月を無視して、外に出過ぎるとバランスを崩しやすくなります。

いつでも自分の月、つまり心と身体を整えることで、また元気に外に出ていけるんですよね。

 

ところで、一般的に恋愛の相性でいうと、金星と火星ですが、

結婚になると、お互いの火星と月の相性は大切になってきます。

月はダイレクトに受け取りますから、外からやってくる火星の力はある意味、脅威でもあります。

まったく違う他人のエネルギーが、一番繊細なところの月に入ってくるわけですからね。

 

火星は炎の扱いと同じで、使い方によっては破戒となるし、クリエイティブなものとなります。

ちなみに、いくら相性が良くても

お互いどれだけ自分の火星の扱いが

成熟されているかで全く違うものになります。
 
洗練されない粗いエネルギーは
自分も他者も燃やしてしまいますものね。

火星は自分で健全に育てるものです。

洗練された火星を持つ方は、どんな星座であろうと魅力的なのです。

 

このあたりはセクシャリティー占星術で、また詳しくお伝えしたいなと思います。

けっこうこの仕組みは面白いです。

 

現在てんびん座に滞在する木星は、10月にさそり座に入ります。
さそり座の守護星は火星ですので、セクシャリティーを司る火星の扱いは、これからポイントとなってくるのではと思います。