布ナプキンと身体の感覚と金星について

最近、布ナプキンについて話をする機会が、何度かありました。

(なんだかプチ講習会みたいになっちゃいましたが 笑)

 

私は布ナプキンを使い始めて、14年ほどになります。

それが自然過ぎて、ここ数年はあえて言うことなくいました。

ところが、意外とケミカルな使い捨てナプキンを使用している方が多いんだなということに、最近気が付いたのです。

自分が普通になってることが、世間ではそうではないんですよねあせる

 

私が布ナプキンを使用している理由は
「あたたかくて気持ち良いから」です。

 

そして布ナプキンにして良かったことは、自分の身体の状態をきちんと把握できたことです。

使い捨てだと、いつも無意識で垂れ流しなので、自分の状態を知ることなく済んでしまいます。

 

そして身体に対して、向き合うきっかけにもなりました。

今では、経血コントロールも、なんとなくできるようになっています。

 

身体の中心であるハラは、いつでもあたたかいことは大切です。

さらに月経中であれば、冷やすのは厳禁であるのに
ケミカルな使い捨てナプキンで、冷えを体感してしまいます。

 

使い捨ての時は、経血が汚物扱いでした。

でも布ナプキンを洗濯して綺麗になったのを見て、なんだかとても癒されたのです。

ああ、自分の身体から出たものは、汚物じゃなかったんだって。

 

そして、意識も変わったことですね。

より月のサイクルや、地球の環境について、意識するようになったのが、布ナプキンを使いだしてからです。

 

ケミカルな使い捨ては、燃やすとダイオキシンが発生するとか、経費毒が・・・という件については、子宮からシャンプーの匂いがする系の話と似た感じがするので、あえて私は言いません。

 

ただ、見た目にも環境に良いとは言えない、燃えるごみを減らすということは、地球の環境に貢献できているという、自己満足感(笑)は得られます。

だから、地球にやさしい生活にしようという、意識の芽生えには良いと思います。

 

経血が漏れないかという心配もあるようです。

私は筋腫持ちなので、かなり量は多いですが

漏れは経験してないです。

 

漏れるほどの量ということは、何か原因があるということなので、病院で検査をした方が良いです。

 

漏れるほどの量ということを知らないで、使い捨てを使い続け垂れ流し状態なのは、果たして良い状態なのか?と思います。

 

自分の身体を意識する
これをしないで、自分を大切にすることはできないと私は思います。

自分を大切にできないと、他のことも大切になどできませんものね。

 

身体の声を無視して、お手軽さ重視ならば
自分が何が好きで、何を選びたいのか

といったことも、だんだんわからなくなっていきます。

 

心地よさを選ぶことは、手間もかかるものです。

でもそれは自分への投資でもあり

自然な状態を取り戻すことでもありますね。

 

それは自分で選択するという力を、取り戻すことでもあると思うのです。

テレビなど大企業のCMで踊らされるのではなく、自分の感覚で選ぶって大切ですものね。

ちなみに、心地よさ、身体の感覚を大切にすることは
金星の部分を満たすことになります。

この地球上で満たされて生きるのに、金星のパワーは欠かせません。

 

愛されること、人との調和、お金の循環、美意識は金星の分野です。

 

またこころ、感情を司る月を、金星は守ります。

こころ豊かに暮らすことと、身体の豊かさはイコールです。

 

ちょうど今は天空にある金星は、牡牛座にあります。

身体の感覚を大切にするのに、ぴったりな時ですね。

 

布ナプキンに限らず、心地よさを選ぶということを、少し意識してみると良いのではないでしょうか。

 

 

エネルギーの方向性を明確にすること

昨日の夏至はいかがお過ごしでしたか?

 

けっこう雨は降りましたが、なんとなくあたたかく沁みるように感じました。

傘をささずに外に立ってみたら、とても気持ち良かったです。
(夏至の奉納気分で、舞いの練習もしました)

 

私自身この夏至は、今の自分を見つめ、どこに立ちどんな方向性でいくのかを、明確にする時間でした。

「エネルギーの方向性を明確にすること」

これはボディーワークで、意識して訓練するところです。

そのおかげで、思考、身体、こころと一致して、向かうことができます。

 

これはボディーワークに限らず、人生全般に言えることです。

 

エネルギーを養い、高めるのは大切ですが

同時に方向性を明確にすることで、活きていきますね。

 

春分、夏至、秋分、冬至の大きな区切りの時に
方向性や自分の立ち位置を、明らかにすることで
また次のサイクルが巡っていくのだと思います。

 

個人的に、春分からのサイクルは
芋虫がサナギになる時のように
中身が一度ぐちゃぐちゃに溶けるような感覚でした。

 

特に今回は、過去生からの後悔や願いまで気付いたりして
(だから私は今回、太陽星座が水瓶座なんだってわかった)
けっこう深かったですね。

 

成長、進化していく過程は、順調に右肩上りになるわけではなく

一度底に落ちて、自分の闇やらなんやらを見つめさせられる時があります。

 

そこで自分の情けなさや弱さや未熟さを、とことん味わって
それを受け入れて、また立ち上がるといったことをしていきます。

 

その立ち上がる時に、大きな収穫があったり
さらに心やエネルギーに筋肉がついて、ひと回り大きく成長します。

 

落ちている時は大変だし
そんな風に考えてる場合ではないけれど
闇の部分と対面できること

ダメな自分を受け入れること
それはまた成長できるチャンスなんだなと思います。

 

闇に落ちるのは悪いことではなく
いかにそこを見つめ、何かを掴み
また立ちあがることが大切ですね。

 

なんて、ようやくこの夏至で言えるようになりました(笑)

明日は夏至 今この時の私にふさわしい場に立ち、これから進む太陽の道を見つめる

明日21日、早朝に新月前の細い月と金星が接近します。

(天候が悪いから見られないかな?)

そして13時24分頃、夏至を迎えます。

夏至はひとつの節目となります。

一年の内で日が最も長く
陽の気が極まり、陰に転じていく時です。

 

エネルギー的には発散、開放ですね。

 

こういった季節ごとの節目を感じること

自然の移り変わり、こころや身体の変化を感じることで

私たちは宇宙や自然のリズムと共に

生きていることを思いだします。

 

節目ごとに自分の内を見つめ、振り返り、また次のサイクルの方向性を見つめると良いと思います。

 

いつだって、自然や宇宙のサイクルと生きているのだけど

時折そこに意識を向けることで、チューニングされるように
こころや身体やエネルギーが揃っていくのでしょうね。

 

無意識より、意識的になってみると
自分一人で生きているのではなく
たくさんの命と連動していると感じられます。

 

常に動きの中で生きている私たち

それが自然であり、停滞は澱みを生み出します。

変化するのが自然ですね。

 

一番変化するのがこころ、感情です。

 

占星術的には、夏至は蟹座シーズンの始まりです。

蟹座のエレメントは水
水は感情を司ります。

 

どんな感情が出てきても、そこに良い悪いはないですが
何かひとつに執着しすぎて、気持ちが凝り固まってしまうと
恨みつらみと何やらドロドロになって、澱んでいきます。

 

それは自分自身でも気持ち悪いでしょうし
周りにも良い影響を与えませんね。

 

感情は観察してから、流していくのが一番ですね。

エネルギーワークをしてもらったり
誰かに聞いてもらって、分かち合うのも良いですし
ボディーワークなど身体からのアプローチも良いですね。

 

それがあるからまた元気になって、人生をクリエイトする太陽の道に向かって、歩んでいけます。

感情に溺れている間は、歩けないですものね。

(たまに溺れてみるのもオツですけど)

 

そして蟹座は、ホロスコープの位置では
宇宙の一番底にあたります。

私たちの精神的基盤、こころのより所
「場」「フィールド」ですね。

 

なのでこの夏至では、自分の安心できる場、活動するフィールドを、どこまで広げるか(または狭くするのか)、意識してみるのも良いでしょうね。

 

それぞれに最大限に発揮できるフィールドって、違いますものね。

それもその時々によって、変化していくのだと思います。

 

今この時の私にふさわしい場に立ち、これから進む太陽の道を見つめる

良い夏至の日をお過ごしください。