海王星の逆行終了~宇宙に何を投げかける?

本日は冬の二十四節気 小雪

そして、太陽は射手座に入りました。

 

6月から逆行していた海王星は、本日の夜に逆行を終了し留となります。

 

現在、土星は射手座にあり、12月に山羊座へと入りますが

今までの総仕上げでもあり、また次の山羊座時代への種まきのような時期でもあります。

 

土星は現実にカタチあるものとして、社会で機能するためのパワーです。

土星が射手座にあった約3年、何を宇宙に投げかけ、どんな理想を描き、どう行動したのか

その結果が今出ています。

 

その描いた理想を、次の山羊座で確かなものとして、現実化していきます。

わたしはなぜこれをしたいんだろう?

内にある情熱をもう一度確認してみましょう。

 

その情熱の炎が、現実化していくパワーとなります。

 

そしてこの海王星が留の時。

夢を描いてみてください。

 

思いっきり、制限なく

こんなこと無理って思うことも

もし何も縛るものがなかったなら

あなたは何をしたい?

 

想像の羽を広げて、どこまでもどこまでも

 

そして絵を描いたり、ダンスや音楽など

上手くできなくても良いし

誰かに評価されなくてもいい

思うままにそこに埋没してみる

 

そこには海王星の言語があります。

 

言葉や時代や次元を超えて

伝わるものです。

 

私たちが芸術作品を見た時、ただ単にうまく描けているいるとか、マニュアル通りに踊れているとか、楽譜通りに弾いているとか

それには感心はするけど、感動しませんよね。

 

心に感動を起こすもの

それはその裏に秘められている、祈りや思いの力。

それは、制限を超えて響き、伝わっていきます。

 

次の山羊座土星時代に、種を蒔くもの

自分の望み、願い、この世界に花開かせたいもの

海王星の言語に触れて、ぜひ感じてみてくださいね。

 

海王星と響きあう木星も、可能性を広げてくれます。

 

私たちは星に動かされているわけではなく

常に共に創造しています。

 

宇宙に何を投げかけるのだろう

どう応えていくのだろう

自分から常に始まっていますし

答えは決まっておらず

自分で見つけるものですね。

 

 

獅子座で下弦の月~私でないことは終わらせる

明日11月11日朝5時過ぎに

獅子座の領域で、下弦の月です。

 

そしてこの月に、獅子座の一等星レグルスが隠されます。

(レグルス食)

 

18日の新月は獅子座流星群が極大と

この欠けていく月の期間は、獅子座の領域にスポットが当たっています。

 

獅子座の守護星は太陽

私たちの生命エネルギーのうち

太陽は自分を表現し、人生を創造するパワーです。

 

いつでも希望を見出し、例え転んでもまた自分の人生を創りだす力です。

 

私たち人間を植物に例えると、太陽は花の部分になります。

そして月は、才能の種になります。

 

私たちは、自分の種通りに、太陽の花を咲かせます。

その種は一人一人のオリジナルのものです。

 

ところが、輝いているあの人のように

豊かに見えるあの人にようにと

自分とは違う花に憧れて

そのように咲かせようとしがちです。

 

それはもちろん、自分でないものは咲かせられることはできますが、自分の種ではないので、無理が生じます。

 

この下弦の月は、もう私でないことは終わらせる

手放しを応援してくれます。

 

私は私としてしか生きられないですから。

 

自分の持つ種は、自分にしか咲かせられないですものね。

そこにたくさんの愛という水を注いで、育てていきたいものです。

だからこそ、本当に満足がいく花が咲かせられるのでしょうね。

 

そして今現在、天王星と土星が響き合っています。

これは自分の限界、枠を超えて、もっと自分らしく生きる

本当の自分へと解き放つように、促しています。

 

土星が示す制限はもちろん大切なもので、

それがあるからこそ、人間的な成熟を促してくれます。

自分にとって、本当に大切なものを見出すことができます。

 

ただもう充分に熟しているのに、枠にはまって抜けることをしないと、被害者意識を生み出します。

 

あの人のせいでこうなったとか

この環境のせいだとか

外側に責任があるかのようにして

枠から抜けないようにしてしまいます。

 

外側に原因を探すのはやめて

自分の人生の主人公になる

そして自分の人生を自分で創る

そんな扉に立つ時に感じます。

 

 

私もひとつ自分の課題を終わらせることを、こころ決めできました。

またそのこともブログに書いてみようと思います。

牡牛座満月に向けて~自分の価値を決める

11月4日の牡牛座満月に向けて、満ちていくこの時

現在、太陽と木星が蠍座にありますが

蠍座の領域の完成には、牡牛座の要素は必要不可欠なものとなります。

蠍座や牡牛座にに星を持つ方だけでなく、全ての人にあるそれぞれの宇宙に、この領域はあります。

(そこに星があると、よけいに学びがあったり発揮しどころがあるのだけど)

約半年前の牡牛座の新月から満月まで、自己価値や人との境界線、自分の才能、オリジナリティなどを、確認したり育てていくこと

特にこの満月に近くなるほど、フォーカスしやすくなってきます。

 

そういったものが気になったり、浮上してきた方も、いらっしゃるかもしれませんね。

自分を過小評価していたり、価値や才能がないと感じると、人のものに手を出そうとします。

自尊心が欠けている状態ですね。

 

自分の価値から逃げて、牡牛座の反対の星座である、蠍座のようにふるまうわけです。

ただ牡牛座の領域が完成していないと、中途半端な蠍座的ふるまいになります。

 

自分に無いと思ってしまうから、相手のエネルギーで自分を満たそうとします。

相手の才能をうらやんで欲したり

相手のモノに手を出したり

また自分を大きく見せようとして、相手を支配したり

自分を相手に明け渡して与えることで、満たされようとしたり・・・

 

牡牛座での自己価値や境界線を確立していることは、この約一年間の蠍座木星時代においては、とても重要になってきます。

 

なのでこの満月では、自分の価値を認めること

あなたの中にある輝き、才能に目を向けること

「ある」ことを信頼することを、意識すると良いと思います。

自分で自分の価値を決めることが大事ですね。

そうすることで自分を高めることができるし、本当に大切な人と大事なものを分かち合う、シェアすることができ、豊かさに繋がっていくのだと思います。

例えば占星術では、一人一人の才能や価値をホロスコープで見つけるこはできます。

ただそれを自分で受け止めず、「私にはそれはありません」と宣言してしまう方も、時にいらっしゃいます。

 

いくらあったとしても、自分で宣言すればないことになってしまいます。

 

全てが自由意志はあるしタイミングもあるのだけど、もったいないなあなんて内心思ってしまいます。

 

才能はないと自分では決めていても、本当はたくさんあります。

牡牛座満月に向けて、内にあるものに目を向けてみてはいかがでしょうか?

一人では見つけずらい時は、セッションにお越しいただくのも良いと思いますよ。

 

11月4日の満月過ぎには

5日は牡牛座南流星群

12日は牡牛座南流星群が極大です。

たくさんの祝福が舞い降りるようですね。